ニュース2  子宮癌(がん)予防ワクチンについて

 ニュースなどでご存じの方もあるかと思いますが、子宮癌がワクチンで予防できるように成りました。

 子宮癌の主な原因は、性交渉で持ち込まれる発ガン性ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって起こります。

 HPVには色々な型があり、特に16型、18型が子宮癌の原因のウイルスです。その他の型でも癌になることはあります。

 このウイルスはありふれたウイルスで多くのヒトが感染します。所が感染しても、約90%は自然に排出されます。上皮の表層にのみ感染するので免疫が出来ません。そのため何度もこのウイルスに感染します。
 約10%の人感染が持続しその中の1%の方が子宮癌になります。

 この16型、18型ウイルスに感染しないように、免疫を作るワクチンが出来たのです。

 性交渉の経験のない方は、このウイルスに感染していることはまずありません。ですから、性交渉のない方にこのワクチンを打つことは大変有効です。
 10才以上の女性が対象となっています。

 性交渉の経験がある成人女性でも、このウイルスに何度もかかることによって、持続的に感染するので、ワクチンはとても有効です。

 免疫を得るには、3回のワクチン接種が必要です。1回目を打ってから1ヶ月後、6ヶ月後となります。
 この注射を打てば少なくても6年以上、予想としては20年以上予防効果があると推定されています。

 残念なことに子宮癌の原因になるヒトパピローマウイルス(HPV)は種類が多く、他の型のウイルスで癌になることは有ります。そのためこの注射をしても子宮癌の検診は必要です。

 当院でも始めております。金額は消費税込みで、

 初回17,850円 2回目15,750円、3回目15,750円としております。

 総額5万円近い金額ととても高いのですが、注射後20年間子宮癌になる可能性を激減させると思えば、お薦めできるワクチンです。

 自治体によっては、10才から12才の女性へのワクチン接種に補助金を出す動きもあるようです。

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